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なんとなく謹賀新年 - なんとなく冒険者

2017/01/01 (Sun) 23:51:47

◆なんとなく謹賀新年

一同「あけましておめでとうございます!」

あかつと「今年も無事明けましたねえー」
ニコ「明けましたねえ。すでにおせちの争奪戦が始まってますね」
サラ「あっカルストずるいわ! だしまき二個も取ってくなんて!?」
カルスト「ふごもが」
レイン「えびは俺のものだ!」
あかつと「ニコさん去年はどうでしたか」
ニコ「そうですね、昔よりは安全でしたが、まだ命の危険が多い一年でしたね。
今年はもっと安全、健康的に過ごそうと思います」
カルスト「むっ……レイン、その箸さばきいつの間に習得した」
レイン「フッ、この日のために特訓してきたんだよ!見ろ!」
サラ「あっ!私のカマボコが消えた!?」
レイン「ククク、高級鯛カマボコはいただいていくぜ…」
カルスト「なんだと……!?」
ニコ「あかつとさんは今年の目標とかありますか?」
あかつと「やっぱり小説たくさん書きたいですね。『なんとなく』もそろそろ終盤なので、次も考えていかないといけませんし」
ニコ「確かにテーマがあと何個かですもんね」
サラ「まさかレインがここまで箸レベルを上げてるとはね…!
こうなったらカルスト、武器でも何でも使っておせちをうばうわよ!」
カルスト「うむ。おれの栗きんとんは死守する!」
レイン「ハッ、やれるもんならやってみやがれ!『エクスプロージョン』!」

どおぉぉぉん

ニコ「………まあ、今年も結局こうなるんですよね」(黒こげ)
あかつと「という感じで、今年もよろしく!」(黒こげ)

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あけましておめでとうございます。
今年もなんドラをよろしくお願いします。

なんとなく古本鑑定 - なんとなく冒険者

2016/12/14 (Wed) 07:54:58

◆なんとなく古本鑑定

(宿屋『サラマンダー』にて。レイン、サラ、ニコ)

レイン「お、何やってんだ。すごい量の本じゃないか」
サラ「古城の書斎で見つけて、持って帰ってきたのよ。
いまニコに鑑定してもらってるの。珍しい本だったらお金になるでしょう?」
ニコ「うーん……これは薬草学でしょうか…えーとこっちは…」
レイン「へえ、確かにな。でもお前だって字は読めるだろ?」
サラ「だって難しい本ばっかりなんだもの、眠くなって全然ダメ~」
ニコ「ほんっとサラさんは面倒事ぜーんぶいっつも僕に押し付けますよね!」
レイン「ニコ、黒いオーラが隠せてないぞ」
ニコ「まあいつもより全然マシですけど、今日は教会の仕事もあるのにい……」
サラ「高く売れたら山分けするから頑張って☆」
ニコ「3時のデザートくらいごちそうしてほしいですねえー」
レイン「ヒマだし俺も手伝おうか……ずいぶんぼろぼろな本ばっかだな」
ニコ「古びてますけど、もとの装丁がしっかりしてるので十分読めますよ」
サラ「あ、そういえばすごくきれいな本もあったの! これこれ」
レイン「…なんかやけに派手な表紙だな。でもページがくっついて開かない」
サラ「こじあけられないかしら? ふぬぬぬ…!」(本をこじあける)

がぱあっ。(ひらいた本がサラにかみつく)

ニコ「うぎゃああ!? 本が動いた!?」
レイン「ブックミミックだ!?」
サラ(かみついてくる本を押さえつつ)「うぎぎぎ……ちょと、助けて助けて!! かまれる!!」
レイン「お、これはニコをこきつかった天罰かな?」
ニコ「なるほどそういう事ですね」
サラ「謝るわ! デザートも晩ごはんもごちそうするから助けてよー!」

--------------

宝箱ではなく本に化けたミミック、それがブックミミック。
パーティの仲間には優しくしましょう。

迷宮とお宝と。 - なんとなく冒険者

2016/11/01 (Tue) 00:03:35

◆迷宮とお宝と。

俺達は今まさに究極の選択を迫られていた。

ダンジョンの奥底で見つけたのは、伝説の秘宝。
相当な価値があるため、毎日遊んで豪華な食事を楽しんでもまだ余るほど、売れば金になるお宝だ。

「さあ、後は帰るだけなんだけど」

このダンジョン、一度入れば二度と出られないと言われてきた、巨大な迷宮である。
そんな場所まで勢いで突撃するほど俺達パーティはバカではない。
目印を残せば大丈夫と、色粉を通った道に落としていった。

俺は魔法の灯りを地面に近づける。
一匹の半透明なぶよぶよモンスター、ゲルが色粉の線上を移動している。
ぞうきんでふいたように、跡形もなくゲルに吸収されていく色粉の目印。
きれいになった帰り道。俺達はそろって絶望的な表情。
迷宮の奥に、目印を残さず吸収するゲルが住みついているなんて、誰が想像できただろうか。

ちなみに、俺達が苦労して見つけた、お宝とは。
どんな建物でも必ず出口へと続く、光のしるしを生み出す宝玉。
ただし使えるのは一度きり。使い終われば粉々に割れてしまうという。

「…で、どっちにしようかしら?
宝玉使っちゃう? 何とかして自力で出口を見つけ出す?」
「自力で無理だったら使う、ってのが一番良くないか?」
「毎日飯が食える生活……三食ドラゴンステーキ……ブツブツ」
「カルストさんが『宝玉使うヤツは殺す』っていう目をしてます」
「俺だって使いたくねえけど死ぬのはもっといやだー!!」
「あ、壁を壊していったらいずれ出れるんじゃない?」
「この壁、特殊な材質ですから壊すの大変ですよ!
てかもうこれ十回くらい言いましたよね!? 覚えてください!?」
「豚の丸焼き…デザートにはアップルパイ…」
「死にたくねえー!!」


ーーーーーーーーーー
周章狼狽。
常に金欠のカルストは金に目がくらみきっています。

サイト移転と第10話 - あかつと

2016/10/22 (Sat) 18:32:07

なんとなく全員「どこで何してた」
あかつと「すみませんでした」


あかつと「いやはやお待たせいたしました。
ちょっと世界を救ってたらこんな時間がたってた」
レイン「"エクスプロー……」
あかつと「HAHAHAぶっそうですねレインさん。
無事『なんとなく』10話も更新されたしここは穏便に」
ニコ「そうですよ、一撃でほうむるのはもったいない、いたぶらないと」
あかつと「あれ、ニコってこんなぶっそうな人だったっけ?」
サラ「それにしても久しぶりね。死んだかと思ったわ」
カルスト「うむ」
あかつと「残念ながら元気です。ちょっと死にかけたけれど。
そうそう、サイト移転もしましたよ!」
サラ「確かに、なんだかちょっぴり空気がよくなった感じするわ」
レイン「そうか……?」
カルスト「そういえば、肩こりが治っている」
ニコ「移転関係なさそうですねそれ」

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あかつとです。長らくお待たせしました。
二回くらい世界救ってたらこんなに時間が!
みなさまお元気ですか。

『なんとなく冒険者』10話を更新しました。
今回は大空でのお宝探しです。あいかわらずワイワイしています。

また、サイト移転もしてみました。
広告を無くしたので、だいぶサイトが見やすくなったと思います。
見れないページとかあれば連絡いただけると助かります。

お次は何をしていきましょうかね。
小説投稿サイトに支部を作ってみようかなど考えてます。

なんとなく宝石をみがこう - なんとなく冒険者

2016/05/30 (Mon) 14:43:46

◆なんとなく原石をみがこう

(宿屋『サラマンダー』の食堂にて。レインとサラ)

レイン「サラ、また何持ち込んで何してんだ」
サラ「宝石をみがいてるのよ! エメラルドの原石がたくさん手に入ったから、
加工屋に売らずに自分で加工してみようと思ったの!」
レイン「店を汚すなってバルツに怒られるぞ……?」
サラ「それより見て見て、これ、私が磨いたやつ!」
レイン「 ……なんでこんな小さいの? もとは?」
サラ「うーん、もともと手のひらくらいはあったんだけど。
磨いてたらうまくいかなくて小粒になっちゃった」
レイン「ほとんどムダにしたこと原石に謝れ!」
サラ「でも、これなんかは上手くいってない?」
レイン「うーん、たしかにきれいにはなってる。ただなんだこの形……」
サラ「うさぎ形にしてみようと思って。かわいいでしょ」
レイン「どう見てもゆがんだマカロニにしか見えない」
カルスト「ふむ。宝石研磨か」
レイン「おうカルスト。これ見ろよ、うさぎに見えるか?」
カルスト「のたうち回る緑のミミズかと思った」
サラ「ひっっどいわね!」
カルスト「しかし普通はここまでけずれまい。さすがサラだ」
レイン「力だけはあるもんな。器用さはゼロだけど」
サラ「レイン、その口けずって平らにされたいのかしら?」
カルスト「ふむ。上手く加工して売ればまとまった金が手に入るのか。
ちょっと石を拾ってくる。レインも来るか?」
カルスト「宝石の原石そんなに落ちてないからな?
拾った石片っぱしから加工しても無意味だからな?」
サラ「あいかわらずお金が無いのねえ……」

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このあと店をけずりカスで汚したことで、店主バルツに追い出されます。


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